心理カウンセラーの風湖です。
欲しいものがあっても、迷いに迷った挙句、最終的に買うのを諦めてしまうという人はとても多いです。
ずっと憧れていて欲しかったものでも、それを買う余裕があったとしても買うのをやめるという選択をすることで、納得するクセがついているのかもしれません。
しかし、それを諦めたからといって、なにか他に得るものがあるという訳ではありません。
残るのは「諦めた」という心の中の経験だけです。
それを「正しかった」と思い込むことで、無意識的に自分の価値を下げてしまうことになってしまうのです。
それは買い物だけではなく、人間関係でも、人生の選択でも同じことが言えます。
本当の気持ちに嘘をついて、なんでも「先延ばし」にするクセのある人は、やがて「諦める」というネガティブな自分の感情と向き合うことになり、自分に自信が無くなっていくのです。
本当に欲しいものは先に買い、その満足感をエネルギーにして、さらに高みに上っていく思考を選択すれば、やがて自分にとってなにが大切なのかが見えてくるのかもしれません。