心理カウンセラーの風湖です。
生まれ持った気質は、長所にもなれば短所にもなります。
なぜなら、人の気質自体に意味があるわけではないので、どう意味付けするかはその人の自由だからです。
すべて独自の「解釈次第」なのです。
たとえば、「集中力がない」人は、言い換えれば「いろんなことに興味がある」「多動力がある」とポジティブ変換することができます。
つまり、だからといって無理に自分を変えようとするのではなく、「使い方」を変えればよいのです。
「人見知り」の人が、自分のことを「慎重な人」「出しゃばらない人」と自己肯定するか、「臆病な人」「人間関係が苦手な人」と自己否定するかで、その人の行動、人生そのものが変わってきます。
ですから、遺伝された気質を変えずに、「性格」の解釈のしかたを変えましょう。
「なにを持って生まれたか」は、あまり重要ではありません。
「持っているものをどのように使うのか」が重要なのです。
性格は、変えても良いのですが、無理に変えなくても良いのです。