心理カウンセラーの風湖です。




 人は、いろいろな「気配り」をします。

 他の言い方としては、「配慮」「気遣い」「親切」「厚意」などがあり、その心としては、「相手を思いやって、物事が上手く進むようにサポートしたい」という気持ちからくる行動です。




 たとえばあなたがとても良いと感じる商品を持っていたとします。

 そんな時、「良い商品だからたくさんの人に伝えたい」と思ったとしても「良い商品だけど、誰かに勧めたりしたら迷惑かもしれないな」と思い、躊躇する人の方が多いのではないでしょうか。




 もちろん、一般的に共感されないような商品や個人的な思想ならば、いきなり「なんとしても使ってください」と迫ると嫌がられてしまいますし、やってはいけないことです。

 しかし、もしもそれが相手の役に立てる情報なのであれば、遠慮してなにも教えないことは、もしかしたら「気配り」ではないのかもしれません。




 人は、自分が体験して良かったものは他者にも伝えたくなるものです。

 それを受け取るかは相手次第ですし、「素敵な情報を教えてくれてありがとう」と感謝されることだってあります。

 相手にとって良いことなのであれば、それは「気配り」であり、優しさなのです。