心理カウンセラーの風湖です。




 人の輪に入らず、ぽつんとひとりぼっちでいることを「孤独」と呼びます。

 人は、「孤独」に耐えられません。

 なぜなら人は、人間関係の輪に入らないで生きていると、無意識にネガティブな考えが頭の中をよぎり、ストレスを感じてしまうからです。




 いくらコミュニケーションが苦手でも、人は孤独感を抱えたまま幸せを感じることはできません。

 しかし、人は時々、自分から孤独を選ぶことがあります。

 それは、対人関係で傷つくことを恐れるからなのかもしれません。




 対人関係で傷つくこととは、「人と比べる」「誰かと競う」「争って負ける」ことを考えてしまうことです。

 つまり、周りの人を仲間ではなく敵だと思うことによって、「敗北感」を感じるのが怖くなり、自ら孤独を選んでしまうのです。





 本来人は、誰かの役に立つことで幸せを感じ、成長しようとする動物です。

 つまり、幸せは相手が喜ぶことによって運ばれてくるのです。

 少しずつでいいから笑顔で相手と向き合い、相手の喜ぶことは何なのかを考え、孤独感から抜け出していきましょう。