心理カウンセラーの風湖です。
「嫉妬」という感情は、自分が手に入れたいと願っているもの、もしくは自分が所有しているものを奪われる危機が訪れたとき、それを奪おうとする人を排除しようとして使われる感情です。
嫉妬の感情の使い方はふたつです。
ひとつ目は、相手をけなし、非難し、相手の価値を落としめ、拘束もしくは排除しようとする方法です。
徹底的に相手を苦しめ、目の前から消し去ろうとするのです。
ふたつ目は、その相手よりも自分の能力をさらに高めるように努力するためのエネルギーに変える方法です。
相手は相手だと認め、その上で自分に自信をつけるための行動を起こそうとするのです。
このように、嫉妬はふたつの意味で自らの欲求を満たす、力の強い感情です。
しかも、割と頻繁に使われるエネルギーです。
ですから、嫉妬は負のエネルギーとして使うのをやめて、自分の課題へ正面から立ち向かい、努力をして自分を高める方法に使いましょう。