心理カウンセラーの風湖です。
HSP(物事を非常に敏感に捉える人達)というのは、全人口の20%はいると言われています。
俗に「敏感さん」とも言われています。
さらにその中でも15%くらいいると言われているのが、HSS型のHSPです。
HSS型のHSPとは、とても外交的でいろいろなことに興味はあるのだけれど飽きっぽいとか、どんどん前に進んでいく割には傷つきやすいなどの特徴のあるHSPです。
しかし、これは精神の異常というよりも、性格に近いものですから病気の診断名ではありません。
そのような人達は、子供の頃の両親との関係性が原因とも言われていますが、最近は動画や本などでも取り上げられていることが多いので、気にしてしまう人がたくさんいます。
「どうしてこんなに過敏に反応してしまうのだろう」と悩み、生きづらさを感じてしまうのです。
いずれにしてもHSPは、性格であり個性ですから、本人も周りの人もあまり過剰に気を使ったり特別扱いはしない方が良いと思います。
まずは正しく理解して、その人の不安をその都度優しく取り除いてあげることが大切なのではないかと私は思います。