心理カウンセラーの風湖です。




 「怒り、嫌悪、不安、悲しみ、嫉妬」などの感情は、人と人とを引き離します。

 そして人と人を結びつける感情は、「喜びや感謝」です。




 しかし、一見良く見えても、使い方を間違えると人と人とを引き離してしまう感情もあります。

 それは、「同情」です。

 「同情」とは、相手の痛みや辛さを自分も同じように感じる心です。




 一般的に「同情」する人は優しい人です。

 しかし、同情しているように演技をする人もいます。

 もしくは、演技をしていることにさえ気づいていない人もいます。

 無意識に「いい人」になって相手からポイントを稼ごうとするのです。




 感情は、その人が持つ良い面、悪い面の現れです。

 どうせ感情を使うのなら、いつでも機嫌良く、どんなことにでも喜びや感謝を伝えていきたいものです。