心理カウンセラーの風湖です。




 本当にコミュニケーションが上手い人とは、相手のことを優先して与えることばかりだけではなく、自分も助けてもらいたいと相手に言える関係を構築できる人です。




 人が幸せを感じるときは、いつも喜んで相手を助け、相手が喜んでくれた笑顔を見たときです。

 しかしそれは、相手に「嫌われたくない」と思う心があったら、与えることばかりで満足し、自分に与えてもらうことを拒否してしまいますから、良い関係を築くことは難しいのです。




 相互信頼のある家族や友人とは、「持ちつ持たれつ」が自然にできることです。

 まず相手を手伝い与えたら、次は逆に相手に手伝ってもらって受け取ることができる関係こそ、理想的な関係と言えるのです。




 これは、たとえば親や兄弟でもできていない人が多いのかもしれません。

 相手に嫌われることを恐れず、仲間だと信じ、自分が助けてほしいときには堂々と「助けて」と言える関係を築いていきましょう。