心理カウンセラーの風湖です。
私が以前出会ったある弁護士は、実に無表情で冷たい雰囲気を感じさせる弁護士でした。
困ったことを相談したくても、人をバカにするような目つきとその態度は、「何のために弁護士になったのか?」と思わず聞いてみたくなるほど事務的でした。
困った人を救いたくて弁護士になる人もいれば、社会的ステイタスや収入の良さで弁護士になる人もいます。
人の命を助けたくて医者になる人もいれば、周りの人に威張り散らすだけで、不安な心に少しも寄り添ってくれない医者もいます。
仕事を選ぶ際には、その選択や行動には必ず目的があります。
しかし、その目的は人それぞれです。
社会に貢献したいのか、自分の個人的な優越感を感じたいためなのか、それとも誰かの評価を得たいためなのか…?
それにより、成功する教師、医者、弁護士、政治家、起業家などが決まると思います。
もちろん、表面的には事務的でも、心の中は愛情で溢れている人もいると思いますが、相手がストレスや恐怖を感じるようなら、それは愛情を持った仕事とはいえないのです。