心理カウンセラーの風湖です。
自分が過去に経験した失敗を克服し、その経験から他者に貢献しようとする人がいます。
しかしその一方で、自分が過去に経験した失敗を他人のせいにして、自分ではなにも改善しない人もいます。
過去に経験した失敗を克服したことを自分の武器にできる人は、むしろ普通の人です。
普通の人は、失敗したことを2度同じことをしないように、そして他者を喜ばせる、未来へのエネルギーに変えることができます。
反対に、過去の失敗から目を背け、他人のせいにして自分の課題から逃れようとする人は、できない言い訳をたくさん並べて、どうしてもやらない方向に持っていき、克服することをしないため、それはやがて自分自身の不安に変わるのです。
劣等感を克服するかしないかは本人の判断ですが、何かに不安な気持ちになった時は、自分の課題を克服していない証拠なのかもしれません。
ですから、まずは課題を分析して、自分を他者貢献に役立てるにはどうすればいいかを考えてほしいと思います。