心理カウンセラーの風湖です。
人は、自信のないことや無意識的に避けたいことがあると、自らトラブルを創り出すことがあります。
それは、病気、事故、不眠症、偏頭痛、健忘症などです。
「〇〇だから〇〇できない」
という劣等感コンプレックスを持つ人は、そのトラブルに無限のバリエーションを生み出します。
しかしそれらのほとんどは原因不明であり、しかも嘘をついている意識があるわけではなく、本当に苦しんでいる場合の方が多いです。
その本意は、「恥をかいたり失敗する苦しみに比べれば、不眠症で苦しむほうがはるかにマシだ」という判断を、自ら下している結果であると言えます。
もちろん、すべてが嘘であるとは言いきれませんが、もしもこれらの症状で何度も苦しんでいる方がいらっしゃるのならば、それは劣等感が引き起こした無意識の「逃げの免罪符」である可能性も少なくないのです。