心理カウンセラーの風湖です。




 先日、親戚の叔父が亡くなりました。

 94歳でした。

 自営業を営んでいた叔父は、結婚してから実に70年という長い年月を、その妻と共に穏やかに幸せに過ごしました。




 最近の日本では晩婚化が進み、生涯独身を貫く人が増えています。

 たとえ恋人がいたとしても結婚をしようとせず、または恋人自体いらないという人も同様に増え続けています。




 結婚とは、他人同士が共同生活をすることですから、相手に対して我慢したり、犠牲を払ったり、折れることがあってもそれは当然のことです。

 つまり、「結婚をしない」という人は、他者と人生を共に歩む心の準備ができていないだけなのかもしれません。




 人の悩みは、そのほとんどが人間関係の悩みです。

 そしてさらに、その中でも恋愛関係、夫婦関係はもっとも難しい人間関係だといえます。

 だからこそ、結婚生活を穏やかに過ごすことにはとても価値があるのです。