心理カウンセラーの風湖です。




 私達は、自分の能力を自分で決めています。

 誰かに評価されて能力が決めらているわけではなく、人生におけるさまざまな役割に対して「できる、できない」を判断しているのは、自分自身です。




 ですから、自己能力の自己評価が低い人は、できない言い訳を探して相手にひけらかし、何かに取り組むことから逃げる傾向があります。

 「これ以上失敗したくない」とか、「傷つきたくない」と思っているからです。




 「過去に何度も失敗したから、今回も失敗するに違いない」

 「昔から人見知りの性格だから、今もコミュニケーションが苦手」

 「両親が離婚したから、自分も結婚したら離婚するかもしれない」




 しかし、目の前の課題から一時的に逃げることはできても、自分の自己評価からは逃げ切れるわけではありません。

 自分の弱さを言い訳にして本来やらなくてはならないことから逃げている間は、いつまでたっても人は幸せにはなれないのです。