心理カウンセラーの風湖です。




 「仕事が忙しくて休みが取れない」

 「休みの日には、家族サービスで大変」

 「部下が無能で困る」




 自分がいかに不運であるか、大変であるかをアピールする人は、意外と多いものです。

 しかも、無意識のうちに「運が悪い自分アピール」をしているので、本人に自覚はありません。




 そのような人は、さらにエスカレートすると、「私はいつも不幸な目に遭う」とか、「なぜ私だけがこんな目に遭わなくてはならないのか」と嘆きながら、悲劇のヒーロー、ヒロインを演じるのです。




 不幸であることを他人にアピールするという行動は、自分が平凡な毎日を送る人達よりもいかに人生がドラマチックで、優れているかという気分を味わっているのです。




 「私はこんなにも不幸なんです。」

 「こんな目にあってとてもミジメです。」

 一見するとマイナスに見える、不運、不幸、失敗など、自分が相手に不幸自慢、大変自慢をしていないか、定期的にセルフチェックをしてみましょう。