心理カウンセラーの風湖です。
「私になんでも言ってね。」
「あなたが心配だわ。」
「私がなんでも手伝ってあげる」
「私がおごってあげるから。」
初対面からとても親切で優しく、愛想良く情け深い人、いわゆる「いい人すぎる人」は、あまり信用しない方がいいかもしれません。
なんでも気前良く「あなたのため」と、近寄ってくる人は、見せかけだけの偽善者なのかもしれないのです。
その心理は、自分よりも弱者だと思った相手に対して、その人を助けることにより、自ら相手よりも上であることを印象づけ、虚栄心を満たしたいだけだと推測されます。
しかしもちろん、本当に感謝すべき人もいるので見分けるのは難しいのですが、親切すぎる人は、相手がいざ自分に感謝しなかったり、好意を断ったりすると、相手への怒りが止まらなくなるのでわかります。
自分の行動も含めて、「この人は本当に親切心から行動しているのか?」を、よく見極める必要があるのです。