心理カウンセラーの風湖です。
自己能力の自己評価が低い人や、誰にも言えない劣等感を抱えている人の中には、それを克服する努力をせずに「実際よりもよく見せる」ことにエネルギーを注ぐ人がいます。
その行為自体が悪いのではなく、「劣等感を隠す」という「意識」が習慣化されると、いつまで経っても劣等感は消えませんし、それを続けることによって、自分の心までも歪ませることになります。
さらに他人の目と評価ばかりを気にするので、緊張感が続き、ごまかしにエネルギーを使いますので、やがて疲れ切ってしまいます。
当然、意思的に隠していることがあるということは、人間関係が上手くいかなくなります。
完璧な人はいません。
どんな人でも劣等感は持っています。
自分の劣等感を隠すために自分を強く、偉く、立派な人に見せる努力よりも、劣等感を認めてリラックスし、誰かの評価を気にしてばかりの人生から自分を解放してあげましょう。