心理カウンセラーの風湖です。




 この春から高校生にも心理学を教えています。

 10代の若者達は、さまざまな個性はありますが、基本的にとても優しく真面目で、自分の「夢」に向かってまっすぐなところが素晴らしいなと感じます。




 この世代の教育の中で、もっともやってはいけないことは、親や教師がその子の「過去の失敗や成績」などを持ち出し、それをもとに改善させようとする指導の仕方です。




 それを繰り返すことで子供は、「自分には他者に貢献する能力がない。価値がない。」と思い込み、それがやがて劣等感になり、自分でチャレンジする勇気をくじかれ、学ぶことへの活力まで奪われてしまうのです。




 親や教師は、知らず知らずのうちに子供にとってのドリームキラー(夢を断つ人)にならないように、過去よりも未来への可能性を一緒に考えてあげて、自分の力で解決させることを支援してあげましょう。