心理カウンセラーの風湖です。
人は時々、未来への不安や恐怖を作り出します。
たとえば、「仕事でミスをした。自分はクビになるかもしれない。」とか、「結婚を考えていた彼女にフラれた。人生はもうおしまいだ。」などです。
人は劣等感が強すぎると、その言い訳として現状から逃げ出すことを考えます。
これは、自己否定が過剰になったときのネガティブな思考パターンです。
未来を大げさに恐れ、震え、自分が傷つかないためにはどうすればいいかを考えるのです。
つまり、自分の弱さをひけらかして、本当なら克服できるはずの問題を諦め、逃げ出すのです。
劣等感の追求はほどほどに。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
心の準備が不十分なのもよくありませんが、過剰過ぎるのも弊害が生じるのです。