心理カウンセラーの風湖です。




 人は誰でも過去に植え付けられたレッテルを隠しながら生きています。

 たとえば、「勉強が苦手」とか、「運動音痴」などです。




 ではなぜ、人はそんなにも必死になって劣等感を隠すのでしょうか。

 それは、「劣等感は一般に弱さを示すもの、なにか恥ずべきものとみなされているから」です。




 ですから、「あなたには劣等感がありますか?」と聞かれると、「いいえ、なにもありません」と答える人はとても多いのです。




 しかし、これはとても危険な兆候です。

 本当は心の奥底に劣等感があるにも関わらず、自分に嘘をつくことになるからです。





 ぜひ、信頼できるカウンセラーに劣等感を話し、認めて、それをバネにして活用していく方法を見つけてほしいと思います。