心理カウンセラーの風湖です。
たとえばあなたが上司の立場だった場合、相手の間違いを指摘しなくてはならないとき、相手に「間違っているよ」と言いたくはないし、だからといって知らん顔をしてそのまま放置するわけにもいかないと悩んでいる人も多いでしょう。
そんな時は、相手の間違いを指摘するのではなく、相手のしたことを認めながら、かつ助言をする言葉を伝えましょう。
相手の成長を願うのなら、相手の「問題行動」にフォーカスするのではなく、「問題解決」にフォーカスすることが大切なのです。
相手がミスをした場合は、どうしてもミスをした原因を探したくなりますが、それはあまり意味のないことです。
「どうすればミスがなくなると思う?」
「こういうやり方はどうでしょうか?」
このような言葉は、相手の気づきにかわり、主体性を引き出し、やがてやる気に繋がるのです。