心理カウンセラーの風湖です。
最近では、自宅でのリモートによる仕事が当たり前の世の中になり、一人暮らしの人など一日中誰とも話をしない日々が続くため、孤独を感じてうつ状態になる人も多いようです。
しかし、それはもしかしたら、育った環境や家族との関係が原因なのかもしれません。
それまでずっと甘やかされたり、干渉され続けて育った人は、独り立ちせざるを得ない場面に出会った時に、強い挫折を感じるのです。
親が子供を信頼し、独り立ちできるという可能性を信じているならば、子供に対して過保護や過干渉にならないように注意しなくてはなりません。
どんなことでも親から意見を言われたり、手助けをされることに慣れてしまうと、人は「自分は誰かがチヤホヤされるのが当然である」と思い込み、周囲に誰もいない状態に、強い「孤独感」を感じるようになってしまうのです。