心理カウンセラーの風湖です。
人間関係で大切なことは、相手の気持ちに「共感」することです。
しかし私達は時々、よかれと思って相手の問題を「解決」することばかりを考えてしまいます。
「共感」とは、相手が関心を持っていることに対して、同じように自分も関心を持つことです。
しかし、同情したり解決しようとする人は、自分の意見を相手の関心に当てはめて考え、無意識に自分の意見を押しつけてしまいます。
共感をさらに具体的にいうならば、「相手の目で見て、相手の耳で聞いて、相手の心で感じること」です。
そしてそれは、そんなに簡単なことではないのです。
人間関係を円滑にしたいと望むなら、相手と話をするとき、「自分の意見ばかりを押しつけていないだろうか?相手の心を理解しているだろうか?」と、自問しながら「共感する技術」を身につけてくださいね。