心理カウンセラーの風湖です。




 相手の失敗や未熟さに対して、「そのやり方は間違っているよ」と指摘したり、「私がやるからもういいよ」と、取り上げたりすると、その瞬間に相手はやる気を失ってしまいます。




 そのような指摘によって相手は、「自分はなんて未熟なんだ」と劣等感を感じ、自分は無能な人間だと思い込んでしまうからです。

 しかし、能力の差と人の価値とはなんの関係もありません。




 私達は、意識しないままに相手のためを思い、優しさのためと信じて、ついつい相手の目標や夢を奪ってしまいがちです。

 そのような人は、「ドリームキラー」となってしまいます。





 相手を成長させたいと願のうなら、まず指摘したり奪ったりしないで、相手が困難を克服するプロセスを見守ることがなによりも大事なことなのです。