心理カウンセラーの風湖です。
スポーツ選手の育成や親子関係、上司と部下の関係など、誰かを望む状態に導き育てる心理学のことをコーチングといいます。
コーチングでは「相手を褒めない」ということがとても大切です。
なぜなら、「褒める」という行動は、上から目線だからです。
コーチングは上から目線ではなく、常に横から目線でなくてはならないのです。
どんなに若い人でも、相手から下に見られて気持ちの良い人はいません。
つまり褒めるという行為は、自立をしようとしている相手に対してマイナスに働くことが多くなるのです。
「いつも頑張っていて凄いですね。」と、相手を褒めるのではなく、「あなたを見ていて心に勇気が沸きました。ありがとうございます。」と、感謝の気持ちを伝えましょう。
おそらくその相手は、その言葉にやる気を漲らせることでしょう。