心理カウンセラーの風湖です。




 「同期の彼はあんなにすごい結果を残しているのに、自分はなんて情けない」

 「妹はとても美人で優秀なのに、それに比べて姉の私はブスだし成績も悪い」




 私達はときどき、周囲の人や兄弟を例に取り、比較をして落ち込んでしまいがちです。

 しかし、これが上手くいくことは滅多にありません。




 なぜなら、誰かと比較をすることにより自信を失って傷つき、劣等感を大きくして、間違った方法でその劣等感を補償しようとするからです。

 多くの場合、それは問題行動になります。




 もしも劣等感を補償したいのであれば、ほんの僅かでも自分が出来ていることを見つけ、それに気づくことが大切です。




 それでも誰かと比較したいのであれば、過去の自分と現在の自分を比較し、自己ベスト更新を感じていきましょう。