心理カウンセラーの風湖です。




 「過去と他人は変えられない。しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる。」

 これは、人間性心理学に属するエリック・バーンの言葉です。




 この言葉の真意は、過去に起きた現象に対して「どちらが悪いのか?」という原因を追求することは無駄だ、と考えることもできます。




 どちらが正しかったのか、に時間を費やすくらいなら、そのエネルギーを未来の解決に費やす方がはるかに生産的です。




 相手に気づいてほしいことがあるのなら、相手を責めるのではなく、自分の伝え方を変えましょう。

 たとえ相手が100%悪いと思えるような状況でも、「今、自分に出来ること」に集中し、エネルギーを注ぐことはとても大切なことなのです。