心理カウンセラーの風湖です。
「上司に叱られて腹が立った。もう仕事をやる気が出ない。」
「叱られた」という刺激に対して「腹が立つ」という反応になる。というのは、当たり前のように見えて、実はとても自分中心的な考え方です。
なぜなら、叱られた時にそれをどのように認知し、意味付けするのかは人それぞれだからです。
叱られた後に、その相手に対して腹が立つ人もいれば、悲しんで落ち込む人もいますし、その一方で「なにくそ!」と発奮する人もいれば感謝する人もいるのです。
つまり、「叱られた」から「やる気がなくなった」のではなく、「叱られた」時にあなたが自分の意思で「怒り」を選択し、それを言い訳にやる気を無くしたということに過ぎないのです。
すべては自分の選択の癖であり、いくらでも受け取る感情の認識を変え、行動を変えることは可能なのです。