心理カウンセラーの風湖です。




 頭がよくて、見た目も良く、明るくて人気がある人が、「自分はなんてダメな人間なんだ…。」という強い劣等感を持っているということは、実はよくあることです。




 人は誰でも劣等感を持っています。

 なぜなら、人はみんな無意識のままに「こんな人になりたい。あんな人生を歩みたい」と願っているからです。




 たとえ周りから順風満帆に見える人でも、「自分はいつまでたっても永遠に目標は達成できないのではないか」と思い続けて生きているため、そこに劣等感が生まれるのです。

 また、人は幼い頃に、親や兄弟と自分を比べることでも劣等感を抱きます。





 つまり劣等感とは、他人より大きく劣っている人だけではなく、周囲から完璧に見える人でも、みんな平等に心に抱きながら生きているものなのです。