心理カウンセラーの風湖です。
意識と無意識は、まったく別の脳の働きのように表現されることが多いです。
しかし、私達が考える「意思と無意識」は、矛盾しているように見えますが、実は同じ目的に向かってどちらも必要な働きとして助け合っているのです。
たとえば、同じ人間でも、優しいという印象で心を許したとたん、裏の顔である詐欺を働いたりすることがあります。
これが即ち、意思と無意識の二面性であり、人は同じ目的を果たすために「意識」という言葉を使い分けているのです。
「わかっているけど、出来ないんです」とか、「今やろうとしていたのですが」という人は、単に「やりたくない」と主張しているだけなのです。