心理カウンセラーの風湖です。
日本人はどんどん少子化が進み、1人っ子の割合が高くなってきました。
1人っ子は特に親との関係が濃密になるために、親の影響を強く受けがちです。
たとえば親が心配性の場合、子供も自信がなく、不安を感じやすい性格になるケースが多くあるようです。
兄弟間の喧嘩や奪い合い、駆け引きや譲り合いなどの経験がないため、対人関係が苦手になりがちです。
さらに、周囲に大人しかいないため、年長者との対人関係が上手くなり、同年代の子供との人間関係が苦手になる傾向もあります。
そのような環境の中で育つ1人っ子は、わがままで自己中心的になる傾向がありますが、親が勇気を持つように育てることで、責任感が強く、自律的な子供になる場合もあります。
いずれにしても、1人っ子は、そばにいる親による言葉がけがとても大切になるのです。