心理カウンセラーの風湖です。
上司が部下に対して怒鳴りつけたり嫌味を言ったりすると、部下は一時的にその行動を止めるでしょう。
母親が子供に「そんなことをしたら、おやつをあげませんよ」と言えば、一時的には自分の意のままに動かすことは出来るかもしれません。
しかし、これら「叱る」「脅す」「罰を与える」は、あくまでも一時的な効果しかありません。
人はガミガミと口うるさく叱られることで自信を失います。
深く傷つき、困難に挑戦する活力を奪われ、困難から逃げる人になります。
また、叱られた相手を恨み、余計に意固地になり、ますます言うことを聞かなくなります。
対等な目線で会話をすることが、人間関係のうえではとても大切なことなのです。