心理カウンセラーの風湖です。




 たとえば、子供のゲームの習慣をやめさせたいと悩む親はとても多いですね。

 




 「ゲームばかりしてはいけません。」

 と言っても、子供は必ず次もゲームをします。

 「ダメだって言ってるでしょう!?」

 と親がその度に叱っても、ゲームは確実に悪い習慣として根付いてしまいます。




 なぜなら、子供は親から褒められたり認められるといったポジティブな注目を得られないと、次は叱られるというネガティブな注目を求めるようになるからです。




 子育てに限らず、もしも相手の悪い習慣をやめさせたいのであれば、そこに注目をせずに叱らないことが大切です。

 そのかわり、少しでも良い行動をしている時に注目し、その度に認めるのです。




 教育する立場の人の心得として大事なポイントは、問題行動に注目しないこと。

 良い点をマメに見つけて褒めていくことで、相手はだんだん良い方向に変わっていくのですね。