心理カウンセラーの風湖です。
ある上司が悩んでいました。
自分の部下の1人がとてもマイペースで、いろんな理由をつけては遅刻を繰り返したり、まともに仕事をやろうとしないのだそうです。
その度に叱ったり怒鳴りつけたりしても、自分にストレスが溜まるばかりで、いつまでたっても部下は仕事をやろうとしないのだといいます。
そんな時は、怒ったり注意したりするのではなく、何も言わずに放っておく方が効果的です。
部下はいつまでたっても大切な仕事を任されることなく、出世していく同僚に取り残され、その後は苦労することになるでしょう。
人は失敗から学びます。
ですから、リスクを回避させようと叱ったり注意したりするのではなく、限界までやりたいようにやらせることのほうが大切なのです。
失敗をどんどん経験させて、自ら「変わろう」と決断する時を見守りましょう。