心理カウンセラーの風湖です。




 神経症や不眠症で悩んでいる人は、寝つきが悪い、すぐに目が覚める、朝スッキリ起きられないなどといった悩みを抱えていて、とても苦しい思いをしています。




 そのように悩む人は、不眠症を改善する方法のひとつとして、「誰かを喜ばせるために、自分は何をしたら良いのか」を考えながら眠ることをおすすめします。




 「他人に喜んでもらえるためには、自分には何ができるだろう。どうすれば他の人に喜んでもらえるだろうか。」




 そのように考えて、できれば一冊のノートを用意して、周囲の人達に喜んでもらうためにできることをリストアップし、それを実行に移すことを心がけるのです。




 たとえば、道に落ちている空き缶を拾ってゴミ箱に捨てるとか、電車でお年寄りに席を譲るとか、エレベーターで降りる順番を先に譲るとか、誰かとの会話で自分だけが喋らずに話を聞くことに徹するとか。




 自分よりも、他人を大切にする気持ちを持つと、周りの人達に感謝する気持ちで心の中が満たされます。

 すると心は軽くなり、安心して眠ることができるのです。




 そしてまた、幸せな人生へ一歩近づくことができるのです。