心理カウンセラーの風湖です。




 人生を楽しむために大切なことは、悲観的ではなく楽観的に生きることです。

 



 悲観的な人とは、「過去」の失敗をいつまでも悔やみ、怯えながら生きる人のことです。

 楽観的な人とは、「今現在」に集中して生きている人のことです。




 ですから、人生を楽に楽しくしたいと望むのであれば、過ぎてしまった過去をくよくよと考えるのをやめ、未来を不安視するのをやめて、「今現在」に出来るだけ集中しましょう。




 しかし、ここで大事なポイントは、楽観的とは単なる能天気ではない、ということです。




 なんの根拠もなく、準備もせずに脳天気に対応する人は、楽観的ではなく楽天的というのです。



 

 楽観的とは、単なる脳天気な性格なのではなく、意識的な努力の上に成り立っている、生きるための強い姿勢なのです。




 「幸福論」で有名な哲学者のアランはこう言いました。

 「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」と。