心理カウンセラーの風湖です。
「願う(ねがう)」の語源は、「労う(ねぎらう)」だと聞いたことがあります。
「労う」とは、「お陰様で、ありがとうございます。」という感謝の意味を込めた言葉です。
もうすぐ新年を迎えます。
神社仏閣に初詣に行く際、神様に「祈り」や「願い」を込めて手を合わせることの本質は、実は「感謝をすること」「ありがとうを伝えに行くこと」なのです。
神様に対して自分の願望ばかりを言って、今の自分が幸せだという感謝の言葉を忘れていては、結局は自分の現状に不平不満を言っているだけということになるのです。
初詣に出かけたら、まずは「ありがとうございます」と言い、その後にまた「感謝します」ということで、新しい希望が湧き、たとえ願いがかなわなくても今のままで十分幸せだということに気づくのではないでしょうか。