心理カウンセラーの風湖です。
お釈迦様の残した言葉、「法句経」の中に、こんな言葉があります。
「人の生を受くるは難く、やがて死すべきものの今生命あるは有り難し」
「人間が命、肉体をもらうことはとても難しいことで、本来は短い間しか生きられない人間の、今、肉体があって生きていられるこの有り難さというのを味わうべきだ。」
という言葉なのだそうです。
お釈迦様は、私達がこの世に生命、肉体をもらって出てきたこと自体が「有り難し」と言ったのですね。
「有り難し」、つまり「ありがとう」と言うとなぜか元気が出てくるのは、生きているだけでありがたいと思う、人間の素直な気持ちから出る言葉だからなのかもしれませんね。