心理カウンセラーの風湖です。




 ずいぶん前にジム・キャリー主演の「イエスマン」という映画を観ました。




 主人公の男性はとても後ろ向きな性格で、なにを頼まれてもいつも「ノー」と答え、銀行の貸し付け業務の仕事も私生活もまったくうまくいきませんでした。




 ある日、そんな彼は自分の先行きを心配して、ある自己啓発セミナーに参加し、成り行きから「イエス」しか言わないと誓いを立てさせられます。




 すると、そんな彼の身の回りに変化が起こり始めます。

 仕事で大成功したり、きれいな彼女が出来たり、その主人公の運が上がり始める、というストーリーの映画です。




 人は1人では生きていけません。

 1人で生活できないのですから、自分のためだけでなく、誰かのために生きれば、すべてうまくいくという教訓が伝わる映画なのです。




 頼まれたことはなんでも引き受けて、誰かに喜ばれることは、人間のもっとも根源的な幸せに繋がるのかもしれませんね。