心理カウンセラーの風湖です。




 私の夫は交通事故の後遺症で脳に障害があるのですが、そんな夫の目の前に起きている現象に「良い」とか「悪い」という認識は無いように思います。




 いつもニコニコと笑い、食べ、飲み、寝る。

 彼の頭の中に、「これが不安だ」「それは不幸だ」「あれば悔しかった」というネガティヴなことは存在すらしていないのです。




 つまり、「幸せ」や「不幸」は、そう思う人の心が決めている事であり、宇宙的に「これが幸せでこれが不幸である」というという現象はないのだと思います。




 「誰にも愛されない。私は惨めだ」  

 と、考えることよりも、

 「私は、誰も愛することができない」

 のはなぜかを考えましょう。




 そこにはきっと、人間関係を「幸せ」や「不幸」、つまり損得で考える自分の心のブロックがあるのかもしれません。