心理カウンセラーの風湖です。
「私なんか」「私なんて」が口癖になっている人がいます。
そのような人は、自分のことを卑下することが正しいコミュニケーションだと思っているのかもしれません。
仏教に「卑下慢」という言葉があります。
人は、誰かに褒められると「たまたまですよ」とか、「大したことありません」などと謙遜します。
しかし、その相手から「そうですよね、やはり大したことありませんよね」と言われるとやはり腹が立ちますよね。
それはなぜかというと、自分を卑下し謙遜しながらも、心の底で「自分にはその力がある」と思っているからなのです。
これが「卑下慢」です。
つまり「卑下慢」とは、自分を卑下しながら、実は自慢しているという心のことなのです。
日本人は、差し出されたものを受け取らずに断ってしまう人が多いのです。
相手は、あなたがそれを受け取る価値がある人だから、与えてくれるのです。
与えられたものは「ありがとう」と感謝で受け取り、そしてそれをまた与えられる人になりましょう。