心理カウンセラーの風湖です。




 「よろしく」

 「お疲れ様」

 「いただきます」

 「ごちそうさま」



 これらの言葉は日本語特有の言葉で、ほかの言語に変換しにくい言葉なのだそうです。




 何気なく交わす毎日の挨拶は、習慣のように頭に染み付いていますから、なんでもないことのように思いますよね。

 それでも、外国の言葉にはない日本人特有の「挨拶」を、もっと大切に考えてみませんか。




 「今日は寒いですね」という、お互いにいたわり合う気持ちからくる挨拶。

 「いつもお世話になっております。」という、感謝の気持ちを含んだ挨拶。




 それらの挨拶のあとで要件に入るから、会話がスムーズになるような気がします。




 誰が考えたとかではなく、どんな伝わり方をしたとかでもなく、私達の祖先から伝わってきたこの挨拶という言葉は、お互いの暮らしの潤滑油とも言える、大きな役割を果たしてくれています。





 人生にはいろんな時があります。

 どんなときでも明るく朗らかに挨拶を交わし合うという行動を大切にしていけば、もしかしたら周りの人達の心を温めてあげることができるのかもしれません。

 



 そして、「行ってきます」という挨拶。

 「行って」「帰る」というこの言葉にも、自分や相手への優しい気遣いが詰まっている、日本人ならではの素晴らしい挨拶だと私は考えます。




 さあ皆さん、「行ってらっしゃいませ。」