心理カウンセラーの風湖です。
「まず自分の目から梁を取り除くがよい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からチリを取り除けることが出来るだろう」
(マタイによる福音書 7章3節〜5節)
イエス・キリストは山の上での説教で、「人を裁くな」と命じられました。
それを実践するための秘訣としてイエスは実に「まず自分の目から梁を取りのけばよい。」と、教えられたわけですが、この梁の意味は、この世の常識的な考え、偏見、先入観、思い込み、誤解、刷り込み、洗脳、固定観念などなのです。
「他人のフリ見て我がフリ直せ」
という言葉があります。
他人の落ち度を指摘してばかりいる人ほど、自分の姿が見えていないものです。
他人の粗探しをする前に、まず自分が正しい心を持って歩いているかどうかをよく考えてみましょう。
謙虚な心、素直な心があれば、人も物も自分の心の鏡として映し出されてくるのではないでしょうか。