心理カウンセラーの風湖です。




 新約聖書の「マタイによる福音書」6章34節に、「明日のことを思い煩うなかれ。明日のことは明日思い煩え。1日の労苦は1日にて足れり。」という言葉があります。




 これは、「明日のことを心配するな。明日の心配は明日の自分にさせればよいのだ。今日の自分までがそれに捕らわれる必要などありはしない。」という意味の言葉です。




 今日も昨日も明日も、自然の動きにはなんら変わりはありません。

 自然は私達を包み込み、太陽も星も山も海も毎日いつも同じ姿を見せてくれます。




 朝起きて新しい日が来たら、昨日のことは考えず、明日の心配もしないで、新しく来た今日に希望を持ちましょう。




 あなたが心を新たにすれば、あなたの周りの全てのものが生まれ変わって、一歩全身したあなたを迎えてくれるでしょう。




 昨日は昨日。明日は明日。

 昨日の苦労を今日まで持ち越すことに意味はまったく無いのです。

 今日はまた今日の運命が開けていくのです。




 「日々是好日」

 来る日も来る日も楽しく平和な良い日が続きます。

 毎日が同じように見えても、毎日はすべて違うのです。



 一日一日を大切に生きましょう。