心理カウンセラーの風湖です。




 私達は、お互いに助け合って生きています。

 誰かが誰かを助けることで、この社会は成り立っています。



 苦しいときや困ったときに、誰かに助けを求めることは人として当たり前のことです。

 たとえいくつになってもそれは決して恥ずかしいことではありません。




 あるレポートによると、個人の「幸せ」の度合いを「幸福度特点」として採点してもらったところ、60代がつけた得点が他の年齢層を大きく上回ったそうです。




 そしてそんな「自分は幸せ」だと感じる人は、とても活動的であることが確認され、特に周りの人達との人間関係でもその積極性が際立っているのです。




 あなたを助けることで、誰かが喜びを感じます。

 人は、誰かを助けることが大好きだからです。

 多くの人が助けられるよりも助けるほうが嬉しいと感じるのです。




 悩み苦しみから抜け出せずに困っている人は、多くの場合助けを求めることができない人です。

 問題をひとりで抱えてしまうので、いつまでも悩みが消えず、常にストレスを感じてしまうのです。



 しかしこれからは、困ったら堂々と人に助けを求めましょう。

 できれば、なにをして欲しいのかを明確にしてみましょう。




 「私はなにを恐れているのだろう」

 「私はなにを助けて欲しいのだろう」




 それに気付いたら、誰かにあなたを助ける喜びをプレゼントしてあげてくださいね。