心理カウンセラーの風湖です。




 私達は今、SNSなどを通して人間関係を広げやすくなり、中には何百人、何千人と繋がっている人も珍しくありません。




 しかし、たいていの場合、私達が現実に同じ空間で言葉を交わしたり、個人的に付き合っている人は2〜30人程度で、仕事などの人間関係を合わせても多くて100人くらいではないでしょうか。




 実はこの「自分の周りの30人」が、あなたの人生の世界観を作っているといっても過言ではないと思います。

 それなのに私達は、そのたった30人に対してどのように付き合えば良いのかを考えたことはあまり無いのではないでしょうか。




 その目の前の人達が豊かで幸せで余裕があれば、自分もそうなります。

 その人を通して、自分を映している、つまり自分の姿を投影しているからです。




 ですからその反対に、目の前の人があまり幸せではなくて、意地悪そうで他人を思いやれないような人なら、あなたの人生も、とても寂しいものになるでしょう。




 もしもあなたが誰かに「幸せそうですね」とか、「前よりも前向きにになりましたね」と言われたとしたら、あなたはとても良い環境の中で生きているという証なのかもしれません。




 自分がもっと良い人生を送ってみたい、もっと幸せになりたいと思うのであれば、まずは自分のことよりも、目の前の人が「どうしたら幸せになるのか」を考えてみることはとても大切なことなのかもしれませんね。