心理カウンセラーの風湖です。
私達は時々、過去に未熟なことをしてしまったと、自己嫌悪に襲われることがあります。
しかし今、過去を振り返ったときに、ものすごく自分が未熟だったと思えるのは当たり前のことなのです。
なぜなら、今はそれだけ成長しているというという証なのですから。
誰かを傷つけてしまったり、迷惑をかけてしまったとか思い出してクヨクヨするのはあなただけではありませんし、それは仕方のないことです。
その時に行動した自分は、人生においては1番成長していた時に選んだ行動なのですから、それはそれで全部正しかったのです。
そして今、自分が「どうしようもない人間だった」と反省した瞬間に、人はまた一歩成長するのです。
ですから、その時の気分や状態で行ったり来たりする自分をまずは許して、肯定してあげましょう。
自己嫌悪のこころが湧いてきたら、「自分はダメだ」と思うのではなく、それを認めて、「仕方がないよね。」と言いながら、そんな自分と優しく温かくお付き合いしていきましょう。
過去に誰かに迷惑をかけてしまったのなら、これからは誰かを助けましょう。
未熟な行動を反省するのなら、その経験をこれからの人生に生かしていきましょう。
クヨクヨする必要はありません。
未熟な自分を認めることです。
人間は、ハッと気がついたらもうそれでいいのです。
これからの未来には、まったく問題はないのです。