心理カウンセラーの風湖です。
本日、2021年9月21日の午後8時56分に月は満月となります。
中秋の名月と満月が重なるのは、実に8年ぶりのことなのだそうです。
満月の夜は、なんとなく気持ちが高ぶり、ソワソワしてしまうという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、満月の日には凶悪犯罪や事故が多いとも言われています。
そういえば、狼男が暴れ出すのも満月の夜ですよね。
昔から満月には何かしら人の心を狂わせる力があると考えられていたそうですが、これはまったく根拠のないことではありません。
満月には、月のエネルギーが最高潮に達するために、私達の気分も高揚しがちなのです。
これは、満月の日には地球をはさんで月と太陽が一直線に並ぶために、月と太陽の両方の引力が地球を左右するためと考えられています。
月が満ちていく期間は、物事を前に進める、成長するための前向きな力を私達に月が与えてくれます。
その力がピークに達するのが満月というタイミングですから、この日はいつもよりもアグレッシブ、ポジティブになれます。
また、注意力が散漫になりやすいのも満月の日なのです。
満月には事故が起こりやすい、というのもこのような影響によるものと考えられています。
月は、地球に最も近い場所にある天体です。
海の水ほどの質量のものを引力で動かしてしまうのですから、その地球への影響は計り知れません。
日々変化するその影響力を知れば、その力を生かすこともできますよね。
ですから、必要以上に自分の力だけで頑張ることはないのだと気づくこともできます。
月による人への影響力を知って、与えられた毎日に感謝して、決して頑張り過ぎず謙虚な気持ちで生きるということが、幸せになるための大切な方法なのかもしれませんね。