心理カウンセラーの風湖です。




 9月に入ると、長い夏休みの後に学校に行くことができなくなる子供達が問題になります。

 朝起きると、頭やお腹が痛いからと言って学校を休みたいと言い出す子供達が増えるのです。




 もしもあなたがその子の親だったとしたら、自分の子供を怒りますか?




 その子の心の中には一体なにが起こっているのか誰にもわからないのに、学校を休むことがいけないとか間違っているとかということを誰が決められるのでしょうか。




 これは、子育ての問題だけではありません。

 「これが正しい」と、その正義感を威圧的に振り回してしまうと、相手の心を傷つけてしまうことがあるのです。




 「自分」がどう生きるかは別です。

 あなたがどんなことがあっても学校は休まない方がいいと思うのは構いませんが、「学校を休みたい」という子をいきなり怒ったりするということは、あまり支持されることではないのかもしれません。




 それとも、子供に事情を聞いてから、怒るか怒らないかを決めますか?

 ではその子が事情を話さなかったらどうするのでしょうか。

 私達には、いくら自分の子供であっても相手の事情や悲しみや苦しみなど、いろいろなことはわからないのです。



 ですから、「正しいか正しくないか」を基準に怒るのはやめた方がいいのではないかと思うのです。




 では、なにを基準にして生きればよいのでしょうか。




 自分が正しいとか正しくないとか思うこと、つまり自分自身の価値観や信念自体は変えなくてもよいですから、それは自分だけの生き方に当てはめることにして、それを子供にその物差しを当てはまるのはやめましょう。




 「私」がどうするかを子供に話すのは良いと思います。

 しかし、なにが正しくてなにが正しくないのかではなく、ただ、「自分の正しいと思う感覚」で人を裁かない方がいいと、私は思うのです。