心理カウンセラーの風湖です。




 「誰もが才能を持っている。でも、能力を得るには努力が必要だ。」

 これは、マイケル・ジョーダンの言葉です。




 「私には才能がない」

 「自分は平凡な人間だからできない」

 そんな風に言って、なにかをはじめる前に諦めてしまう人はとても多いですね。




 才能があるかないか。

 それには大きな誤解があります。




 才能というと多くの人は、「あまり努力しなくても人より上手に出来てしまう人」と、捉える人が多いです。




 しかしそうではなく、才能とは「利益関係なく、ある物事に積極的に、そして継続的に取り組む能力」だと思います。

 つまり、「好きなことにひたすら没頭、熱中して取り組み続ける能力」です。




 当初はまったく期待されていなかったのに、人の数倍努力を積み重ねて大きく成長した人はたくさんいます。

 しかし、そのような人を見て、多くの人は「あの人には才能がある」と言ってしまうのです。




 ですから「私には才能がない」と言っているいうことは、「私は今のままで満足です」と言っているのと同じことなのかもしれません。




 なにもチャレンジせずにあれこれ考えずにまずは夢中になって取り組んでみることです。

 自分より成果を上げている人と比べたり、争う必要はありません。




 努力を積み重ねた後で、才能があるかどうかはその後時間があるときに考えれば良いのではないかと私は思います。