心理カウンセラーの風湖です。
人はなぜ夢を見るのでしょう?
カール・ユングはスイスの心理学者です。
ユング心理学はとても面白いもので、「人間の意識は、宇宙意識の一部であり、寝ている時の夢は、宇宙意識との交信だ」と、唱えているのです。
ユングは、自分の夢を次々と書き留め、それを心の病の患者に応用して治療にも役立てました。
一般的な心理学では、夢は「希望」「記憶」「恐れ」の3種類のいずれかということになっています。
私はそれに加えて「予知」や「感知」なども夢では見られるような気がします。
先に書いたようにユングは、「寝ている時に人は、宇宙意識と交信する」と唱えました。
それはつまり、夢を見ている時間はまさに、自分自身の可能性を発見するために必要な時間ということです。
アインシュタインは、「相対性理論」を寝ている時に発見したと言っています。
ビートルズの「イエスタデイ」という名曲も、ポール・マッカートニーが朝起きた時にメロディーが頭の中に浮かんだと言っています。
新しい心理や事実に気づいたり、新しい概念や理想に行き着いたり、素晴らしいアイディアが浮かぶのは、夜、寝ているときに宇宙と交信していたからかもしれません。
私は、寝ている間だけではなく、起きている間にもリラックスして、いつでも宇宙意識と繋がっていたいと希望します。
そうすれば、もしかしたら超能力を使える人になれるのかもしれません。
だって、夢の中でしたら「なんでもあり」ですし、「どんな人にもなれてしまう」はずなのですから。